はじめに

はじめまして。やごといいます。

いきなりですが、

仕事と家庭のはざま。うまくいかない日々・・・

私は現在、2人の子供を持つ父親であり、同時に、教育に関わる仕事をしています。

お世話になっている人達は、子供達のことを考え、様々な準備を、時間をかけて行い、チームを組んで物事に当たっていました。

今世間で話題になっている教員の長時間労働の問題なども確かに存在しているのですが、そんな環境の中でも精一杯、教育という仕事に取り組んでおられる様子には頭が下がる思いです。

私も微力ながらその一端を担う者であるという自負があり、独身のころは後先考えずに働き、家に帰るのは日をまたいでから…….。ということもありました。

それでも、充実感があり、仕事も楽しく、満足した日々を送っていました。

しかし、結婚して家庭を持ち、身体が自分1人のものでなくなったとき、それまでの働き方が出来なくなりました。仕事が滞りがちになり、家事も満足にできず、元々が優柔不断ぎみな性格なので、どっちも中途半端になってしまいました。

そして、心身ともに体調を崩し、好きで始めた仕事を休むという結果に・・・・・・。

自分の人生を考える。何のために生きているのか?

休みに入り、時間ができると、それまで仕事に全力で突っ走ってきた結果、何をすればよいのかわからなくなりました。

仕事のことを考えると罪悪感で体が痛むなど苦しくなるし、他にこれといった趣味もない。

こどもと遊んでいても、気分が落ち込み、無理矢理笑顔を作っているのがわかり、イライラして怒らなくてもよいところで怒鳴ってしまう始末・・・・・・。

このままではいけない。

私は模索を始めました。

そして、まずは基本に立ち返り、人として必要なこと、父親として必要なことを考え始めたのです。

なんのために、なにを目指して生きていくのか。

これまでは、なんとなくまわりにいい顔をしたり、優しい人間を演じたり(当時はそんなつもりはなかった)・・・・・・。

まわりの人間に”いい人”だと思われるような行動を重視して生きてきました。

つまり、”自分以外の人”を軸にして生きていたのです。

結果として、自分のキャパシティを超えて働いてしまい、体調を崩してしまいました。

同じ轍を踏まないために、何を大切にして行動するか。人生の最終目標は何なのか。

考えていきたいと思うようになりました。

”この子達がこの子達らしく生きて欲しい”

結論として、子供達が持っている感性や能力を活かして彼ら、彼女ららしく生きて欲しいというのが私の考えです。

職業柄、様々なご家族を見たり話を聞いたりしましたが、価値観や考え方はご家庭ごとに本当に千差万別でした。

親の考えがすべて正しいという家庭、子供の自由にさせるという考えの下ほぼ放任な家庭・・・・・・。

似た考え方の保護者のかたであっても、比較していくと細部はやはり異なります。

何が正解かはわかりませんが、1つ言えることは、子供が親から受ける影響は他の何と比べるまでもなく大きいと言うことです。

親を嫌っている子供もいますが、考え方や行動は、確実に親の影響を受けています。

では、子供達が”自分らしく生きる”ために、親である我々はどのような関わり方をしていけばいいのでしょうか?

成長しなければ、変化しなければいけない

私は人として、また、父親としてまだまだ未熟です。

そんな未熟な状態でも、子供達にとっては唯一の父親です。

勉強や実際の行動を重ねて、私自身が成長をする必要があると考えています。

”やご”はトンボの幼虫です。まだ大人になりきれていない状態です。

自然界のやごは自分で食事をとり成長しながら、大人の体に近づいていきます。

私もこれから様々な情報を吸収し、力ない”やご”から空を力強く飛び回る大人の”トンボ”に、本当の”父親”になれるよう、力をつけていこうと思います。

その過程で学んだことを忘れないためにこのブログをつくろうと決意しました。

私が学んだことが読者の方の子育てや人生を考えることの一助となれれば幸いです。

コメント

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